描いてる途中でしょうが

描いたやつの写真と、描きながら、描いたあと、考えたこと

波背景、女のひと

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絵の完成を目指すのではなく、ただ描いてる時間が気持ちよく、気持ちよいので続けていたら完成した。
みたいな絵で、それはなぜかと言えば、背景のせい。連続する単純な模様のせい。
紙面とペン先を、そこだけを凝視してグリグリ描き続けていて気がついた。

ひとは、単純な作業を長時間繰り返すと、もう繰り返すのは嫌だなあと思ってもその気持ちを抑えて続けていると、ストレスがたまる。
ところが、不思議なことに、それでもなお続けていると気持ちが上がってくる。
たぶん、ひとは、つまらない状態を継続すると、つまらないで頭がパンパンになり死ぬ。
基本的に死にたくないので、つまらなさで死にそうになると、脳内に特殊な物質を分泌する。
脳はその物質の作用で麻痺し、つまらなさを感知しなくなる。なんならむしろ気分がよくなる。
あー、おんなじことの繰り返しでつまらないなあ。
つまらな過ぎて死ぬかも。
あれ、頭がぼーっとしてきた。
痺れてきた。
おほほほー、気持ちいー。
みたいな。
というわけで、この絵の製作にはそういう効能がある。

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なのでこういう絵は、素面で集中して描いた方がよい。
その方がストレスがかかり、よりストレスがかかり辛い方がその先の脳の痺れが強くなる。
酒を飲んでしまった時は、壁に墨汁をぶちまけておでこで描くような、そんなのがいいんじゃないか。よくないか。


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