描いてる途中でしょうが

描いたやつの写真と、描きながら、描いたあと、考えたこと

整美

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整っていないよりは、整っていた方が気持ちがいい。
美しくないよりは、美しい方が、そんなもんは、その方がいいに決まっている。
決まっているので、当然、今も昔も未来永劫、世界中、全宇宙、どこもかしこも美しく整っているかというと果たしてそうかと言うと、いやさ、そんなことは全く無い。

なぜか、なぜ、いいに決まっているのに、例えば、うちの居間は美しく整っていないのか。
なぜならば、それは、美しく整えるのは、様々な面倒な検討、調整、等の諸事情があるからだ。

ほほう。なるほど。理由は、整わない理由は、面倒な諸事情が原因か。ふむふむ、納得。つって、納得するかと言うと、まじ、んなわきゃない。
課題解決が成し得ない理由を問われて、その担当課長が、仮に、「面倒な諸事情がありまして、それが主な理由です」と回答したならば、もうその担当課長はクビだ。社内ルールや雇用に関わる法律により、即時にそれは実行不能だとしても、会社の未来を預かる経営者としては、そんなたわけた結果報告では、もう、その担当課長には、ビックビジネス、ビッグプロジェクトを任せる気にはなれない。

じゃあ、誰に任そう。うー、どうしよう。
いや、ちょっと、待て。俺に担当課長を辞任させる権限はなかった。
つうか、担当課長って誰だ。ビッグビジネスってなんだ。俺は会社の未来を預かってはいない。何の役職もないぺらぺらのヒラだ。もういい年なのに、何の権限もない。責任だけを背負い、辛いだけのつまらない立場だ。
ああ〜ああーああ、違う。あー、俺の立場は違くないが、思考の方向性が違う。

今、突き詰めるべきは、なぜ居間が錯乱状態にあるかであり、どうすればこれが改善するかだ。

まず、冷静になって、錯乱している物品を一つびとつ眺めてみよう。
つって、眺めてみた。
ふむふむ、これは中学校の教科書かなー。なるほどー、これは、小学校で使う習字道具かなー。ふむふむ。

なんつって、次々と見ていった。そうしていると次第に、腹の奥の底の方に微かな熱を感じ、それは次第に高温になり、感じる範囲も広がり、じっと観察するうちに、なるほど、これは怒りだと気がついた。
要するに、長男中学生の所有物と、次男小学生の所有物が散乱していた。

おのれー。なぜ、なぜに、自分の専用のスペース、即ち自分の部屋をあてがわれてるにも関わらず、家族の共有スペースである、リビングに個人的な荷物を配置するのか。
リビングは家の象徴と言える。リビングを汚す、犯す行為は、そのまま家を、俺の家を、マイホーム、まーいっホームを、凌辱していると言えなくもない。言えないか。いや、言える。言っちゃおう。言っちゃう。

そう、俺が、人生をかけて、たった一度きりの命をかけて購入した家の、心臓部とも言えるリビングのすっペースを犯している物品の数々、その物品を、無計画に、無自覚に、配置しまくっているのは、これはもう、あれだ。許せん。

て。そのぐらい、もう、感極まり、切羽詰まり、何かが何かある程度なところまで達しているので、もう、これは、錯乱している物品の所有者に通告することを決めた。
もう、今日中に、日曜日中に、この場から撤去しないと、もう、あれだぞと。

リビングの一画を不当に占拠している、長男・次男、主に長男に対し、明日、毅然とした態度を持って、直ちに各種物品の移動・撤去を要求する。

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